先週末に行われました、椅子教室。 月曜日は、みなさん、生徒さん全員でそれぞれの椅子の塗装を行っていただきました。 刷毛で行うのですが、仕上がりはプロも顔負けの出来栄えになります。 というのも、丁寧に丁寧に心を込めて一生懸命作業されるからですね。 写真は、それぞれの好みで色を作っていただきますので、それぞれの椅子の色が個性的です。 前記事と比較していただけると、ビフォーアフターをご覧いただけます。 ... 続きを読む
本日椅子教室が行われました
土日、月の本日まで3日間、椅子教室が行われました。 今日は、新しい生徒さんで、みなさん朝から塗装を行っていただきました。 それぞれ、色をお作りいただきますので、それぞれの色に、個性豊かな椅子になってきました! 写真は塗装前の椅子フレームです ... 続きを読む
明日から椅子教室です!
明日、6月4日、椅子教室が行われます! 自分でつくる、椅子です。フレームは事前にお選びいただきまして、お好みの色を調色し、刷毛による塗装から、力布引き、バラバネ入れ、ヤシファイバーを入れ、針と糸で椅子座面の形を出します。 馬毛をいれ、お好みの布地とお好みの仕上げにて椅子を完成させていただきます。 月に1回、計8回前後で完成します。今のところ月に1回ですが、ご希望によっては回数を増やすことを検討してますのでお気軽にお問い合わせください。 詳細はHPをご覧くださいhttps://www.isuhouse.com/school/ ... 続きを読む
訪欧
6月下旬より、イギリスにて椅子張りの研修を受けに行く予定です。その後、ロンドン、パリを経て、スペインのバルセロナに行って帰国する予定を組んでいます。 ... 続きを読む
ラタンの椅子に
ラタン(=籐)の椅子に布を張って欲しいという依頼が良くあります。 ラタン、長年使うと切れてきてしまって、それならば布地でというお客様のお考えです。布も長年のご使用で痛みますが。 ここでいつもお話させていただくことは、布を張るのは簡単なことなんです。 ですが、ラタン部分を布で張ってしまったら最後、もうラタンに戻すことは難しくなります。なぜなら、布を張る際に、タッカー(ホチキスのデカイの)でステープルを木枠に打ってしまいます。その釘=ステープルは次回の張り替えの時など、木枠からは全部抜くことが出来ないのです。折れてしまうこと多々なので。 また、もともとラタンで出来ている椅子は、ラタンで良い状態で奥行きなりが考えられて作られてます。ですから、その椅子自体の座り心地もかわってしまいます。さらに布で張るような打ちしろもないので、張るのに一工夫が必要です。 さて、そんなラタンの椅子、ラタンにまた戻せるように座面を張りました。結構多い、ご依頼です。 ... 続きを読む
アンティークとクラシックって
よく、アンティークって言葉聞きますよね。 なんだか良い響きですね。 椅子や家具のアンティークとは、その定義は100年経過しているかどうかです。 100年経過しているものをアンティークと呼ぶことが出来ます。 100年未満のものは・・・・・・、格好良く言えば、ユーズドでしょうか。つまり中古です。 100年使えるかどうか、それもそのものの価値であったり品質が必要なわけです。 さて、クラシックスタイルとアンティークとはしばしば混同されます。 アンティークは100年です。 クラシックスタイルというのは、今から200年以上前のデザインの椅子や家具です。 椅子の専門なので椅子について言えば、 たとえば、ロココ、ルイ15世スタイルが代表的ですね。 猫足が特徴的で、背の形もカブリオレと呼ばれます。 また左右非対称でもあります。 ルイ16世スタイルは、ギリシャパルテノン神殿をモチーフにした特徴的な足の形。背の形はメダリオンと呼ばれます。 さらにこちらは左右対称です。 さらにさらに、ルイ15世スタイルの前にはレジョンススタイルであったりルイ14世スタイル、ルイ13世スタイルと。 ルイ16世スタイルの後には、ディレクトワールスタイル、ナポレオンスタイルなどなどとございます。 これらはフランスの家具の歴史です。 これにイギリスの歴史も絡んできます。 これらがクラシックスタイルと呼ばれてます。 フランスパリの博物館美術館ミュゼで販売されている、フランス家具の歴史一覧表があります。それらはフランス語、英語、スペイン語なのですが、日本語は当社にて販売してますので、お時間がございましたら下記ページよりご覧ください。 https://www.isuhouse.com/ ... 続きを読む
椅子の買い取り、してないんです
最近、お問い合わせを多くいただいているのが、椅子などの買い取りです。残念ながら今のところ椅子の買い取りはしてないんです。椅子を置く場所、保管場所がないことが大きな理由です。 椅子だらけで、足の踏み場もないくらいの当工房です。 ... 続きを読む
ピアノ椅子
ピアノ椅子と言えば、ヤマハyamahaです。 それだけヤマハのピアノが流通しているのだと思います。 昔はクルクル回して、上下に高さを調節する丸いピアノ椅子が定番でした。 今では見ることがなくなりましたね。新しい椅子では。 クルクル回るネジ部分の金物を作っているところがなくなってきたという話も聞いたことがあります。 写真の椅子は、兵庫県よりご依頼いただきましたピアノ椅子です。これはピアノ椅子では珍しい、猫足の椅子です。 なかなか見ることのないピアノ椅子を張り替えさせていただきました。 布地はフランス製です。 ... 続きを読む
ベルベットってご存知ですか?
ベルベット、ご存知だと思います。 別珍(べっちん)やモケット、色々と同じように呼ばれたりしてますね。 モケットの場合、モヘアとも呼ばれていたりしてます。 が、 厳密にはそれぞれ違うわけです。 ベルベット、本当はシルク100%のものがベルベットと呼ばれます。 ですからとっても上質で綺麗なんです。 シルクですから傷も付きやすく、本当に繊細な布地です。 そして、お値段もびっくりします! そんなベルベットで椅子の座面を張り替えさせていただきました。 ... 続きを読む
ペーパーミニチェア
先日、お問い合わせをいただいたのでご紹介いたします。 フランスからの輸入品なのですが、ペーパー=厚紙を切り抜いて接着して作り上げる、ミニチュアがございます。 クラシックスタイル、ルイ15世などの椅子が仕上がりまして、日本をはじめとしましていままでどこにも見たことない商品です これ販売しているんですが、なかなか難しいんです!(在庫の限りですので種類によってはないものもございます) 日本によくある付録のように親切に作られてないんですよね。 あらかじめ、切り取り線に穴が開けられていたり、折りやすくなってたりということが全くありません! まず、切り抜くのに、一苦労。いや一苦労どころではないかもしれないです。かなり細くなってますし。 それに専用の接着剤もないので、適したもので接着していただくことになります。 さらに、説明書きはフランス語と英語です。 なかなか不親切で手ごわいミニチュアですが、試しにいかがでしょうか?https://www.isuhouse.com/minichair.html ... 続きを読む